琉球ヒストリートラベル 2025 沖縄県那覇市 本コンテンツは沖縄県那覇市にある琉球王国国廟・崇元寺を紹介する周遊映像コンテンツです。 崇元寺の歴史や建物の特徴、中国からの使者「冊封使」が訪れた那覇の姿や関連する史跡・逸話などを3DCGやアニメーション映像を交えながら解説・紹介する映像、及び、崇元寺にまつわる史跡を周遊することができる体験型コンテンツをウェブブラウザ上で公開しました。 体験型コンテンツである『琉球ヒストリートラベル』(Webサイト)では、ナビゲーターに導かれながら、3つのルートで往時の那覇の様子を体感でき、クイズを通して那覇のまちの変遷に気づくことができるように設計しています。 那覇市公式YouTubeチャンネル(外部リンク) 琉球王国における崇元寺は、中国からの使者「冊封使」が来琉した際に、先王の霊位を祀る儀式(諭祭)を行う重要な場所でした。しかし、現在、崇元寺跡は住民の活動や憩いの場となっており、かつて畏敬の念をもって信仰されてきた経緯は人々の意識の中で薄れてしまっている現状があります。また、崇元寺を含む旧那覇のあたりは現存しない史跡も多く往時の様子を想起しにくい課題がありました。 往時の様子が現存していない状態である史跡において、様々な手法でビジュアライズを行いました。 スマートフォンをかざしてかつて存在した史跡や那覇で過ごした人々のシーンを垣間見るAR(仮想現実)や、崇元寺にまつわる逸話のアニメーション、フルカラー3DCGによる崇元寺の復元モデルを活用した映像により、直感的に、かつ琉球王国において欠かすことができない存在であったことを考えるきっかけとしています。また、崇元寺を相対的に理解することができるよう崇元寺が存在していたころの前後の時間軸を中心に、関連する史跡やできごとを取り上げる映像も制作しました。 映像を中心に、ARやクイズラリーなど様々な手法で崇元寺の本質的な価値に触れられるように構成し、もって市内周遊を促進するコンテンツとなることを目指しました。 クライアント:沖縄県 那覇市 市民文化部 文化財課 PUBLIC 同じカテゴリーの実績 アマミノクロウサギミュージアム Quru Guru 大阪城 豊臣石垣館 魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)