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CIC NOTE
皆さんはCESってご存知ですか?ラスベガスはどんなイメージですか?
「ラスベガスってカジノの街だよね!」って思われています?実は!それだけじゃないんです!
今回は最近視察に行きました「CES&ラスベガス」についてお伝えしたいと思います!
どうも初めまして!CICでデザイナーをやっています。鈴木和真と申します!
私は空間デザインのほかに、インタラクティブ装置・映像・音響・照明・霧など特殊効果を使った舞台演出のような演出デザインも手掛けるデザイナーです。
改めて、CESってご存知ですか?
結構BtoBな展示会なので、なんとな?く名前で知っているけど、
人によってはよくわからないな?っていう方もいらっしゃると思います。
安心してください。簡単にお話しします。
CESは「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」の略。
カジノで有名な街、アメリカのラスベガスで毎年行われている世界最大級のIT・家電見本市です。
ですが…今となっては「家電展示会」なのか?と思えるほど出展企業はバリエーションに富んでおります。
車もあったり、自動運転車両や自動運転を支えるシステム、自動掃除機、人型ロボット、XRデバイス、ゲーミング機材、メイクアップサポート機器、はたまた呼び込みバルーン..etcまで!
どこまであるんだCES!!それが私がCES中に思った1番の事。
それもそのはず、規模からして日本と違う。展示規模23万平米超で、その中を細かく多様な企業が出展!その出展企業団体数を日本の有名展示会とCESで比べると、日本で有名な展示会のジャパンモビリティショー(昔はモータショーが通称でしたね)が約475企業団体、ゲームショウは約985企業団体、対してCESは約4500企業団体!(鈴木調べ&換算)
3日間歩きどおしで、やっとこさ全エリアをくまなく歩き切ったほど広いし、見るものも多い!(すごいぜCES!)
そんな鈴木セレクションでお送りするCESで驚き「目を奪われた展示デザイン」と「未来ビジョンを感じた技術」をそれぞれピックアップしてご紹介!そして、ラスベガスはCESだけではありません!
そう、ショー&エンターテインメントが今はカジノに並んでHOTな街ラスベガス!
ショー&エンターテイメント施設についても最後に触れていきたいと思います。
LGブース
透過ディスプレイが展示手法としてCES全体で流行っていた本年。
やっぱり透過有機ELディスプレイを商材として持っているLGさんは、新製品を使った演出が目を引くシンボル表現がピカイチでした。下記に鈴木の撮影したLGさんのシンボルを下記にアップします。
撮影 鈴木和真
透過有機ELディスプレイの透過性・鮮やかさ・サイズに驚きながらも、それを引き立てるモーターによるディスプレイの可動。そしてモーターの動きに合わせた映像表現・照明演出。全てが合わさったシンボル演出が、来場者の目を引いていました。
SKブース
どの空間よりもLEDビジョンの嵐!LEDビジョン以外の壁があるのか!?と疑うほどの展示ブース。
ほぼ動きの無いとこまでLEDビジョン、コスト面から考えると、そこは印刷でもいいじゃない!?と素に戻され、「いや、ここまで振り切ったデザインだからできるのか!」と納得してしまう空間全体での通常演出。そして激しいショータイムで人々を魅惑するシンボル演出。
蓋を開けるとどうもLEDビジョンは商材でない?とのこと。ブランディングに重きを置いた展示ブースです。
撮影 鈴木和真
特に目を引いた、上記2つの企業ブースに共通したのは、
商材を押し出すだけではなく、ブランディングを押し出すための「演出する場所」を用意していた点です。
来館者の心に刻む演出でお出迎えしていたのがCESの中で目を引くブースでした。
全ての展示が未来ビジョンを、かっこよく魅せつけてくれるなか、市場の盛り上がり勢いを感じさせてきたのが、
そう「自動運転」!AI技術も盛んになる中、全て統合され現実味を帯びてきた自動運転技術が未来を見せつけてきました。
日本企業だと有名なソニー・ホンダモビリティ社もAFEELAなど自動運転に近い車種を展開する中、フォルクスワーゲン社も自動運転には積極的!フォルクスワーゲン社の自動運転のシステムとしてコラボしている「Mobileye社」は、自分たちの技術としてカメラを1車両でまかなうのでなく、街中のカメラも使ってカメラのネットワークを繋げていく、自動運転を支える技術を出展。色々なカメラをネットワークでつなぐので、1台あたりのカメラは減らすことも夢じゃないとのこと。つまり1台当たりのコスト削減にもつながる!?
撮影 鈴木和真
もうここまで行くと「自分の家が自動運転で動けばいいのにな?」と考えていた怠惰な鈴木の目の前に、自動運転のキャンピングカーも「AC FUTURE社」が出展。
停車すれば内装が大きく展開(トランスフォーム)するとのこと。(もう住めちゃうじゃん)
撮影 鈴木和真
どこまでもつながり広がる自動運転の未来。
次に気になるのは、我々としては「そんなキャンピングカーの内装はどこがやるのか?内装といえば弊社も参画できるのかしら?」しみじみ考えさせられる自動運転関連技術でした。
ラスベガスはカジノの街!?そんなの古い古い!ラスベガスはショーの街でもあるんです。
なんたって地球の歩き方にもショーがHOTと書いてありましたから!(私はラスベガスは初めてだったので地球の歩き方を熟読)
何を隠そう、舞台演出大好き鈴木は、毎夜毎夜、ショーを貪るように観劇!
特に驚いたショーを3つお話しします。
・・・と思ったのですが、時間が来たようですね。
今回はここまで!
次回、鈴木からこの続きをお話ししたいと思います。
データ参考:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2349E0T21C24A2000000/
https://www.netdenjd.com/articles/-/291491
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC252C30V20C24A9000000/